ランディングページ作成で間違ってはいけないコツとは?

2017年11月20日 作成

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LPを成功させるためのコツを説明するサイトは多いですが、今回は「間違っていけない」コツを
紹介します。

これまでに多くのランディングページを見たり制作したりしてきましたが、綺麗に見えても「あ、このLPはうまくいかもしれない」と思ってしまう時があります。

デザインスキルだけで、人間の行動心理やインターネットマーケティングを抑えていない点が原因
の一つです。

一生懸命作ったランディングページでしっかりコンバージョンを上げられる様、これから挙げるポ
イントを参考にしてみてください。

LP作成時の間違ってはいけないコツ

色合いを適当に決めない

人が購入する際の1番の決め手は色だと言われています。色は人の感情や購買に強く影響する要素の一つです。ここを雰囲気や感覚で決めてしまうのはとても勿体無いです。

例えば「コカ・コーラ」というブランドを聞いた時には、ほとんどの人が赤色を想像するのではないでしょうか。商品と色を結びつけるとブランドとしての認知度合が大きく変わります。

色は性別や世代によっても当然好みや趣向が変わってきます。ランディングページでは想定するターゲットを細かく設定する必要があります。その際に、狙ったターゲットはどの様な色を好むかという観点から配色を決めると自然と読み進めてもらえる期待度が上がります。
醜い違和感がある配色だと、逆にストレスを感じて離脱してしまいます。

例えば男性向けのLPなのにピンク一色だった場合、「女性向けかな?」と思われて離脱されてしまったら終わりです。極端な例ですが、これに近いケースがしばしば起こり得ます。色の配色はよく吟味して作成しましょう。テスト用に様々な配色のLPを用意するのも効果的ですね。

フォントを適当に決めない

こちらは色にも通じますが、フォントも世代や年代に応じて好き嫌いが分かれます。例えば年配の方は明朝体が読まれやすいなどがあります。

女性向けでも10代後半と20代後半とでは趣向が大きく違うでしょう。男性も同様です。ターゲットに合わせて最適なフォントを選ぶことが重要です。普段読み慣れたフォントにすることでストレスなく読んでもらえるLPに仕上げることができます。

ターゲットの好むフォントを調べる際には、ターゲットが読むであろう雑誌を見るのが効果的です。同じファッション誌でも年代が変わると字体や色合いなど大きく変わる点に気がつくと思います。

ぜひチェックして見てください。

ファーストビューにCTAボタンや問い合わせ先を載せていない

ファーストビューにおいて渾身のキャッチコピーとイメージしやすい写真が載せてあるだけのLPをしばしば拝見します。中にはとても良いキャッチコピーのものもあったりして非常に勿体なく感じています。

LPで最も大事なファーストビューにおいては、CTAボタンを目立つところに載せるのは必須となります。冒頭のキャッチのみで買いたいと思ってもらったら即購入へ移ることができる体制を整えておくことが大切です。

BtoB向けサービスやスマートフォン向けランディングページでは特に重要になります。BtoB向けサービスでは、LPを見た後に連絡や問い合せや資料請求、打ち合わせをする流れが一般的です。連絡先が目立つところになければ取りこぼす可能性があります。

スマホでは、電話ができる端末であること最大限生かすためにファーストビュー内には電話番号を載せることが必須です。

ナビゲーションのようなリンク集を表示させている

ランディングページにいろんなリンクを設置して、一種のホームページと大差ない構成になっているところもよく見受けられます。とても勿体無いです。

ランディングページは単一の目的を果たすために使うページで、企業紹介のホームーページなどとは全く異なります。

ランディングページの目的は問い合わせや購入、資料請求など、売り手が期待した行動を実際に起こしてもらうことです。

購入をして欲しい場合は「購入ボタン」を押してもらうことがゴールです。そんな時に、例えばLPのとは全く関係ないリンクが貼られていたとしたら。LPから離脱されてしまうことを意味します。

さらに人間は注意散漫なので、せっかくLPに引き込ませた読み手の注意を分散させてしまう可能性もあります。

LPの目的と関係ないリンクは基本的には排除するのが鉄則です。

購入するまで商品の中身が分からない。読んだだけでは使用イメージが掴めない

たまに最後まで読んでも何を売っているのか分からないLPを見ることがあります。

商品で得られる効果をとにかく押すイメージです。顧客の声による信頼性の押し上げや権威づけ、実績、証拠となるデータがあれば大丈夫ですが、それらがない場合は胡散臭さが拭えないLPとなってしまいます。

これは自分自身が何かモノを購入する場面を想像するとわかりやすいです。

最後まで説明を見て、中身が一切見えない商品、商品の中身が価格に見合うものなのかわからない商品はおそらく買いたいと思わないのではないでしょうか。疑いや不安という点が一つのガードとなってしまう恐れがあります。

効果・効能を書く際に法律を考慮に入れていない

特に健康食品や美容系は注意が必要です。

効果・効能を書く際には法律で書いてはいけない言い回しなどが決まっています。これらを考慮せずに文章を書いてしまうと後々問題になってしまう可能性があります。

自社の信頼関係にも結びつく必要があるので、LPの文言が法律に触れている表現になっていなかはチェックしてみてください。

作成後の運用にも間違っていけないポイント盛りだくさん

一回作って公開して終わりではない

ここまでLPを作る際のポイントをお話ししましたが、当然ながらLPは作って終わりではありません。完成したLPをネットに公開して一発で大成功ということはまずありえません。

うまくいかない理由を仮説として立てて、ランディングページを最適化する(LPO)が必須となります。作ったランディングページで一発勝負をかけるといった様なことは非常にもったいないというか、これまでの努力が報われなくなるのでテスト改善も止まることなく続けていきましょう。

ページの下の方から修正するのはほとんど効果がない

LPを修正する際に、どこを修正すれば良いのかが分からないという事態に遭遇するかと思います。

作ったLPがうまくいかずに、一体何が悪いんだ。。。と悩んだ挙句、LPの最後の方(下の方)を修正することがあるかもしれません。

実はこれは効果が見込めないです。基本的に修正は上、ファーストビューから順番になります。

理由は簡単で、最初に見るファーストビューで離脱する人がほとんどです。つまりファーストビューのコピーや写真を変えるだけで結果が大きく変わるのです。

仮に、ファーストビューでほぼ全ての読み手が離脱していた場合、LPの下の部分は全く見られてないということになるので、どれだけ修正・改善をしたところで効果はゼロという悲しい結果になります。

なのでLPを改善する場合は、読み手がどこまでLPを読み進めてくれているか?を知ることがスタートです。そのためには、ヒートマップなどのツールを活用するのが良いでしょう。

ランディングページ作成や運用はインターネットマー ケティングの知識が不可欠

実際にインターネットマーケティングに携わったことのある方ならご存知だとは思いますが、LPはあくまでプロモーションにおけるひとつの役割です。

LPを作って購入してもらう背景には、デザイン以外にも多くの知識が必要です。LPデザインそのものも行動心理やマーケティングを理解したデザインが求められます。

これらの範囲は非常に幅が広く、習得にも時間がかかります。自分が得意としない場面はプロにお任せしてしまうのもひとつの方法だと思います。

まとめ

今回は、LP作成において間違ってはいけないコツをいくつか紹介しました。

今回のコツを抑えれば高い精度を出せるランディングページに近づいていくことでしょう。是非参考にしてください。

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