スマートフォンページ制作、9つの注意するべきポイント

2017年10月07日 デザイン

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今回はスマホ向けLPを作成時の注意点をご紹介します。スマホではフォーム一体型が望ましい等、作る際のポイントが違います。iphoneをはじめとしたスマホユーザーは年々増加ししています。スマホなどの端末を無視できなくなりました。Facebook広告からLPへ飛ぶユーザーもスマホからが非常に多いです。ここがPC向けだといくら解析ツールを活用してLPOをしても離脱率が改善されない可能性があります。スマホ向けLPのポイントを押さえておきましょう。

スマホ向けLPはBtoC向けビジネスがメイン

注意点の前に、スマホユーザーによるアクセス流入が期待できるのはBtoCビジネスであることを覚えておきましょう。ですのでスマホ向けのLPを作るかどうかは自分のビジネスがBtoCビジネスであるかを踏まえて判断します。

BtoBビジネスの場合はPC向けLPがメインになります。スマホからのアクセスが期待できそうな場合にスマホ向けLPを作成します。BtoBビジネスでスマホLPから作ってしまわないよう注意が必要です。アクセスの母数が少ないうえにアクセスが全く増えない、アクセスが来てもすぐ離脱してしまうという結果になる可能性があります。

注意点①フォームやカートへのページ遷移をできるだけさせない様にフォーム一体型LPを作る

スマホ向けのLPにはフォーム一体型が望ましいです。

Webで購入する場合には、CTAボタンから入力フォームに飛び、入力したのちに商品選択、最終確認、購入確定の流れを通ります。つまり画面の遷移が複数回起こるわけですが、ここで購入意欲が下がって購入しないことがあります。これを「カゴ落ち」と言います。

カゴ落ちのリスクを低減させるために、LPの中に入力フォームをすべて載せてしまい、ユーザーのテンションが落ちる前に購入を終わらせる必要があります。その為の施策としてフォーム一体型が有効です。

注意点②重たい画像を使用して表示速度を増やさないようにする

スマホ向けページでは、PC向けランディングページのようなリッチでキレイな画像や写真は使わないようにしましょう。画像はできるだけシンプルなものを選びます。画像の容量が大きいと自然と表示にかかる時間が増えます。PCなどの固定回線である場合は気になりませんが、スマホの電波環境ではここが致命的になる可能性があります。表示時間が増えるにつれて直帰率が大幅に下がるというデータもあり、コンバージョンに影響を及ぼす可能性があるからです。

注意点③CTAボタンや電話番号を目立つように

PCでも同様ですが、スマホ向けLPでは特にCTAに関わる箇所は目立つようにしましょう。大きくするのはもちろんのこと、一目見てボタンだとわかるようなデザインが望ましいです。

また、スマホはその場で電話が出来る端末であることも忘れてはいけません。欲しいと思ったらその場で電話で注文が出来るように、電話番号は必ず載せましょう。電話での問い合わせは成約率が高いので、スマホ向けLPではここは外せないポイントです。

注意点④レスポンシブデザインは避ける

注意点④レスポンシブデザインは避ける

スマホ、PCの画面の横幅に合わせて自動でレイアウトを調整してくれるレスポンシブデザインがあります。これはスマホ向けのLPとは相性が良くないので使用しないことをオススメします。

理由は、次の通りです。

・デザインに制約が出てしまい、改善がしにくい

・PCとスマホではユーザーの特製が違う為、本来はそれぞれの特製に適したLPを用意するのが望ましい

・PC向け、スマホ向け両方の画像を読み込むので、表示時間が延びる

・LPOが行いにくい。

注意点⑤入力フォームは入力項目を増やしすぎない

スマホ向けLPではフォーム一体型が有効であることを冒頭でお話しました。その際に注意したいのがフォームそのものです。

PCとスマホでは、文字を入力する際の労力が大きくことなります。たくさんのフォームを並べてしまうと、入力する気が起きずせっかく購入しようと考えた人を逃してしまう可能性があります。それを防ぐために、入力フォームはできるだけ数を減らしてシンプルにします。

ユーザーにできるだけストレスを感じさせないための工夫が必要というわけです。

⑥情報を詰め込みすぎて長くならないようにする

スマホ向けではPC向けのような長いLPはあまり見てもらえないと思っておいた方が良いでしょう。スマホはPCよりもページスクロールを気軽に(すごい勢いで)できてしまいます。

何行も続くような長い文章が続いた場合は親指一つで簡単に飛ばされてしまうということを頭に入れておく必要があります。スマホ向けではテキストは簡潔にわかりやすく、画像もシンプルなものに抑えできる限り長くならないように配慮が必要です。読みやすさという点を重視しましょう。

⑦親指のタップを意識したボタン配置やデザインを

ほとんどの人はスクロールなどの操作を親指で行います。LPのデザインをする際にはこの点を意識しましょう。

設置されたCTAボタンを押す場合にも親指で押される可能性が高いです。親指では押すのには少し遠いような位置にCTAボタンなどがあると、購入意識の低下につながってしまいます。親指でスムーズにボタンを押せるように意識してデザインをして見ましょう。

⑧文字が小さくて読みづらくならないようにする

スマートフォンは画面が小さいため文字が小さくならない様に注意が必要です。

読みいくいページは離脱率に影響するので、スマホユーザーがストレスを感じない様に大き目のフォントを使用しましょう。

文字を大きくする以上、PC向けLPと同じ文章量ではLP全体が長くなってしまいがちです。文章ひとつひとつをシンプルに短くしてLPが長くなりすぎない配慮も必要です。

注意点⑨スマホでもファーストビューが一番大切なのは同じ

全てのLPで共通の項目になります。ファーストビューが最も重要です。ファーストビューにこの先のLPを読むと自分にとって良いことがあると感じてもらえるように、ベネフィットなどをシンプルに記載しましょう。写真などを用いて商品・サービスの効果や実際の使用イメージを持ってもらうことも重要です。目立つCTAボタンとスマホの電話機能を生かすための問い合わせ先の電話番号も必ず記載しましょう。

まとめ

スマホ向けLPを作る上での注意点をお話ししました。スマホでのページ閲覧数が劇的に伸びている今、スマホ向けLPの作成は避けては通れないことでしょう。今回紹介した注意点を意識しながらLPを作って見てください。

 

ランディングページ完成までの流れ

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ランディングページは基本的に1つの商品やサービスに対して必要な情報を1ページに集約し、最終的に行動してもらう事を目的としています。そのためファーストビューでは一目で分かり易くユーザーの興味を引くように心がけています。他にも欲しい情報を簡単に入手出来るように行動心理を考慮したうえでデザイン性の高いページを制作致します。

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