楽天でランディングページを作成する13のポイント
多くのお店が集まる楽天市場。
人の購買行動は『感情で物を買い、理屈で正当化する』と言われています。
今回は、サイトに来てくれた訪問者の気持ちに寄り添いつつ、
論理的なランディングページを作るポイント13をご紹介します。
検索をしてサイトに来てくれたお客さんには、しっかり自分たちの商品の価値を伝えたいですよね。
お客さんは買う気満々か、もしくは、そのキーワードに関する問題を解決できる商品を探している可能性が高いからです。
過去の楽天総合ランキング上位になったものや、効果のあったランディングページを分析した上で、ポイントを絞りました。
楽天でランディングページを作成する13のポイント
ポイント1 楽天SEO対策
商品のランディングページを作っても、誰にも見てもらえなければ意味がありません。
楽天市場では、商品ページアクセスの60〜70%は楽天サイト内の検索を経由してきます。
「楽天サイト内の検索窓」で検索した結果で上位表示させる対策が必要です。
ポイント2 ファーストビュー & 綺麗な写真
ファーストビューを見て自分の求めているものでないと判断された場合、
離脱する確率は70%と言われています。
ほとんど下へスクロールされず、読まれることなく、直帰してしまうのです。
ランディングページ制作で最も力を入れるのは、この『第一印象』です。
詳しくは、こちら↓
「広告の入り口からの遷移で決まる!ファーストビュー制作の7つのポイント」
さらに、商品を買うとき、お客さんは写真(画像)を買っています。
実物が手元にない以上、写真で判断するしかありません。
同じ被写体でも、なんだか冴えない画像では購入意欲が半減。
お客さんが商品を手にとるような目線で、写真を撮り掲載しましょう。
ポイント3 ターゲットを絞る
万人受けを狙うと、かえって誰にも刺さりません。
ターゲットを絞り、その人の生活、価値観、どんなことに悩み、どんな欲求があり、何を恐れ、
どんなことに不満を持ち、どんなときに喜びを感じるのか、普段使う言葉は、ファッションは、好きな雑誌
は、、、と、いろんな感情を理解し、寄り添うからこそ、「あ、私のための商品だ!」となるのです。
主役は人。商品はその次です。
ポイント4 デザイン
そのターゲットの好みの配色、フォント、イメージ素材、ランディングページ全体から醸し出される空気間、
さらに、人の視覚動線や、購買行動、購買心理を理論的にした情報のグループ分けや整列、配置、
本当に伝えたい大切な部分は印象に残るようにしたりと、
様々な角度から、訪問者にすんなり受け入れられるような工夫と技術が必要です。
まず相手を知り、好みを取り入れ、スムーズに読み進めることができるような心配りが大切です。
ポイント5 なぜ、今なのか?!
「 ”後で” は、セールスの死 」 と、言われます。
ランディングページから一度離れてしまったら、再度戻ってくる確率はかなり低くなります。
今、購入してもらえるよう、断る理由がないほどのオファー、期間限定や、個数限定など
デッドラインを決めましょう。
ポイント6 クーポンをつける
セット購入を促して、客単価アップ。もちろんクーポンも期間限定で。
ポイント7 購入後の結果をイメージさせる
この商品を使用することによって、結果どうなるのか(ベネフィット)をイメージさせましょう。
例えば、ダイエット器具の場合、お客さんはダイエット器具が欲しいわけではありません。
ダイエットに成功し、健康な体を手に入れたことによって、自分の人生がどう変化するのか、
というその変化、結果を買っているんです。
ポイント8 お客様の声(証拠)
売り手が、どんなにいいものだと言っても、お客様の声にはかないません。
外部からの評価を入れましょう。と言っても、お客様の声を集めるのは結構大変です。
レビューを書いてくれた人に、特典をつけましょう。
(ただし、現在は、商品が到着して使用後のレビューに限ります。当然ですが。)
例えば、
・現金値引きをする
・お得なクーポンをつける
・送料を無料にする
ここで心配なのが、「全員が本当にレビューを書いてくれるのか?」と
いうことだと思いますが、もちろんそんなことはありません。
しかしそれも想定内とし、特典をつけましょう。
特典にかかった平均金額で、レビューを買ったと思えばいいのです。
それほどレビューは、大切なのです。
商品を送るときに一緒に、レビューをお願いする言葉や、レビューのポイント、
レビューのURLや、FAX番号を入れておきましょう。
相手が、忘れずに、簡単に、レビューを書いて送信できる仕組みが必要です。
ポイント9 具体的な数値で示す
例えば、「30秒で完成」「5つのステップで」「200cc入れるだけ」「使い始めて10日」など
数値は、誰にでも伝わります。具体的ということは相手が理解しやすく、受け入れやすいのです。
ポイント10 気になるであろう商品の情報は、すべて掲載
相手の頭に『?』が出て思考停止にならないよう、リスクをとります。
・サイズ(特に洋服なら、このサイズの体型の人が着るとこうなります、という画像など)
・保証内容
・返品について
・支払い方法
・どんな梱包で届くのか
ただし、ダラダラ見せにならないよう注意し、読んでいて飽きないような工夫を。
ポイント11 訴求ポイントは目立たせる
訪問者の脳に記憶が残るように”強み”は、まとめて掲載。
こちらの言いたいことではなく、相手の知りたいこと、興味のあることを掲載しましょう。
ポイント12 大切なことは反復
ランディングページは長いので、初めにお伝えしたことは忘れられている可能性が高いです。
大切なことは何度も掲載しましょう。
ポイント13 購入手順の説明
注文方法がややこしい、わかりづらいという理由で離脱しないように丁寧な解説を。
おまけ
以下も、ご参考にどうぞ。
楽天大学
マーケティングや販売戦略から写真の撮り方まで、いろいろ学べるみたいです。
https://university.rakuten.co.jp/about_us
まとめ
人は、売り込まれるのは嫌いですが、買うのは大好きです。
楽天市場のあなたのお店を訪問してもらったからには、
ぜひ、ランディングページの最後まで見てもらえて、喜んで購入していただきたいですね。
そのためには、売り込むのではなく、
訪問者が「そうそう、こんな商品が欲しかった」「これで問題解決できる」と
喜んで注文ボタンを押してもらうことが大切です。
今回はそのポイントをご紹介しました。
ランディングページの構成のどこにこれらのポイントを組み込んでいくのか、
訪問者の気持ちに寄り添いながら制作してみてくださいね。
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