ランディングページに漫画掲載は必須?効果的な漫画作成法
ランディングページにおいて、漫画の重要性が高まっているのをご存知ですか?
文章がメインのランディングページでの一番の壁は「読んでくれない」ということです。読んでもらえるには、キャッチコピーや行動心理、マーケティングなどの知識が必要になります。
そのため最近では、文章よりも視覚的に訴えられる漫画を取り入れたランディングページが増えてきているのです。資格的に伝えられる点は写真と一緒ですが、漫画の一番良い点はストーリーを聞かせて読み手を引き込める点です。コンバージョンの向上に寄与します。今回はランディングページに漫画を取り入れるためのヒントを紹介します。
ランディングページにおいて、漫画が効果的な理由
人は広告を読みたがらないが、コンテンツにはお金を払って読む
まず前提として、「人は広告を読みたいと思って読むわけではない」ということはなんとなく感じ取ってもらえるのではないでしょうか。
売り手はお金を払って広告を読んでもらおうとしますが、基本読んでくれませんよね。なので私たちは読んでもらうためにはどうすれば良いかという点を常に考えます。
一方、漫画などのコンテンツになると人はお金を払って読みます。ランディングページに漫画を取り入れると、広告だから読まれないというハードルを下げることができます。読者に広告と思わせないように売り込みをする手段として漫画はぴったりなのです。
ストーリーがあると売り手と買い手の構図にならない
ガチガチのセールストークで固めたランディングページは、見た瞬間に売り込みだと分かりますよね。
対面の営業をイメージすると分かりやすいです。売り手と買い手という構図になると買い手は懐疑的になったり、注意深くなってしまいます。
漫画を用いて読み手をストーリーに引き込ませることで、売り手と買い手の構図を崩すことができます。結果、読み手の懐疑心を下げることができるのです。アピールポイントなどを素直に受け入れてくれやすくなります。
漫画をLPに取り入れるべき要素とは
①ターゲットが抱えている悩みを描写
漫画の一番のメリットは文章や写真だけでは伝えることが難しい点を視覚的に伝えられる点です。
ターゲットが悩んでいることや、抱えている課題をリアルに描写します。課題の背景や、悩んでいる状況をありありと写します。ターゲットの抱えている状況に近ければ近いほど共感を持ってもらえることでしょう。
このためには、リサーチなどでターゲットとなる見込み客の理解がとても大切です。
②商品購入後のビフォーアフター
悩んでいるターゲットが商品のどのような点に価値を感じ購入したのか、そして買った後にどんな結果になったのか、これも時系列でストーリーとして作ることが出来るでしょう。
ビフォーアフターを作ることで、漫画を読んでいる中で自然とその商品の特徴や得られる価値を感じてもらえることが出来ます。実際の導入事例などを漫画化する方法も考えられます。
ただし、ビフォーアフターの記述は業種によっては薬事法に引っかかる可能性があります。表現には十分注意しましょう。
③ターゲットとなる人(購入者)の心理の変化を入れる
①と②を作る上でポイントなるのが、購入の前後での心境の変化などをしっかり盛り込むことです。
文章のみで心理描写をしようとしたら小説のようにかなりボリュームが出てしまい、広告として読んでもらうのはなかなか難しいですよね。
すでに取引をして効果を実感してくれた顧客や、見込み客の心境をビジュアルで伝えることを意識しましょう。
商品によっては、最初から最後まで全て漫画として構築したり、漫画と文章の説明部分を交互に入れるなどいろいろな形があります。どの形が良いかはテストしながら最適なものにしていきます。ここは従来のランディングページと同様です。
漫画掲載のランディングページを作るには
漫画に特化したLP制作会社も増えてきた
実際に漫画ランディングページを作ろうとしたらどのような手段があるでしょうか。
一般的なデザインとは違い、漫画となると絵コンテがまず必要になります。漫画を交えた構成案を考えるのも慣れていないと苦戦することでしょう。イラストやクリエイティブ関係の世界の人に依頼する必要があります。
最近では、漫画ランディングページに特化した制作会社も増えてきました。漫画にしたい内容を伝えてその部分のみを作ってくれる会社から、漫画含めた全体のランディングページを作ってくる会社まで様々です。中には従来の制作会社同様、企画からデザイン、作成、テストまでワンストップでやってくれるところもあります。
漫画に特化した制作会社に依頼する際の相場としては、10~30万円くらいのところが多いです。ただし漫画は従来のランディングページと違いコマ数による価格の変化など、価格設定が異なる点もあるので相場として明確に固定しているところは少ない印象です。
ランサーズなどで漫画家やデザイナーに依頼する方法も
もう一つの手段として、ランサーズやクラウドワークスなどでLP向けの漫画を作成してくれる人に依頼する方法があります。
企画や漫画として訴求したいポイントが明確になっているのであれば、ランサーズで漫画LPの仕事を受注してくれる人にコンセプトをお渡しすれば漫画として仕上げてくれることでしょう。
相手にもよりますが相場観としては、5万を下回る募集も見受けられます。費用を気にするのであればランサーズなどを使って個人へ依頼するのも良いでしょう。
(別の記事でも述べましたが、個人の場合はスキルの差が大きいことや、途中で投げ出してしまうなどのリスクがあるので注意が必要です。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近では漫画を取り入れたLPが増えてきていています。
どのような要素を漫画として活用できるかをお伝えしました。
漫画では読み手のハードルを下げる効果があり、より多くの人に読んでもらえる効果が期待できます。文章や写真のみでは伝えることが難しいことも伝えやすくなり、漫画を取り入れることのメリットを感じて頂けたのではないかと思います。
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